fuki's diary

普段の日常や趣味など色々アップしていきたいと思います。

優しいひと。

 

時に優しさは人を傷つけてしまう。

優しさで傷つく事の方が心には重いかもしれない。

悪意がないからだ。純粋だから辛い。

 

 

 

優しい言葉、その無垢な優しい言葉は

 


努力の果てに行き詰まってしまった人

目の前のやるべきことに追われて疲れてしまった人

理不尽に負けたくないと踏ん張っている人

心が疲れてしまった人

そんな人たちには

 


時折、鋭利な刃となる

ひとつも優しくなんてない。

 


優しさには経験がいる

推し量れるだけの経験がいる

そんな経験も持ち合わせずに

色んな人間に向かって風当たりのいい言葉ばかり

並べていることは優しさではない。

 

 

 

あなたなら大丈夫

頑張って

 


この一言は時にどうしても重くなる。

 


私にとって一番嫌いな言葉だ。

「大丈夫」「頑張れ」

 


極力使いたくない。

本当なら使いたくない。

 


頑張らなくていいよ。

やめてしまってもいいんだよ。

 


そういってあげたい。

私はそう言ってくれる人に出会いたい。

 


でも言ってしまうんだ。

あなたは大丈夫。

頑張ってと。

 


誰しもにではない。

愛を持って接している人間に対してしか

使えない言葉だと思っている。

 


頑張ってもどうしようもなくて

それでも限界でも、〆切や期限は来るし

この時の絶望はなるべく経験したくない。

 


でもこの淵で戦って来れたのは

1番嫌いな言葉をかけてくれた人間の存在だ。

愛している人間の存在だ。

 

 

 

軽々しくないんだ。

お互い背負っているモノもある。

これまでの苦しい経験も持ち合わせているゆえ、

あぁ、1人じゃないな。

 


そう感じれる言葉なんだ。

 

 

 

浅い関係の中で生まれるその言葉には

本当は思っていないんだろうな。

くらいに感じてしまう。

どこまでいってもその言葉は他人行儀だから。

 


頑張れと強く思うほど

そんな言葉は声に出せない。

 

 

 

でも想いを伝えたい。

どうやったら1番嬉しい言葉になるだろう。

なんていって欲しいだろう。

 


いや。ちがう。

自分だからこそ言える事は何だろう。

 

 

 

誰でも言える言葉を

こんな言葉言われたら素敵だよなって言葉を

甘い、優しい言葉を

 


そんな言葉に意味はない。

 

 

 

 


だから私は言葉にこだわるんだ。

 

 

 

 


少しでも自分の経験や気持ちを

こめられる表現はないか。

傷つけてしまう可能性はないか。

 


そのために言葉を知らなければならない。

色々な経験をしなければならない。

そしてそれを言語化できた時、

相手に伝わる部分があるんじゃないか。

 

 

 

それが自分だからこそ言える言葉で

自分だから伝えられる想いだろう。

 

 

 

 


文面だからこそ考える。

でも対面で話している時も

綺麗にまとめられた表現なんかよりも

上手くまとまってないけれど

 


それでいて何か伝えられる部分が多いほうがいい。

 

 

 

それは愛だから。

どうしても伝えたいから。

 

 

 

どうしても力になってあげたいから。

 

 

 

だから私は勉強をする。

教養を得ようと思う。

色々な経験をしようと思う。

色々な挑戦も。発信も。

 


1番嫌いな言葉を

正面切って伝えられるように。

意味のあるその言葉を伝えられるように。

 

 

 

経験や教養は自分を一生助けてくれると思っていた。

 


だけどこれは

自分以外のために、誰かを救うために

役に立つんだ。きっと。

 


そう思えばなんでもやってみようと思える。

なんでも挑戦してみようと。

たまには諦めてみようとも。

 

 

 

愛せる存在がいるだけで私はそう思える。

 

 

 

それだけで幸せじゃないか。

 


この幸せをどれだけ周りに還元できるだろう。

どれだけ助けてあげられるだろう。

 


おこがましくも

そこにこだわって生きていこう。

 


それは生きがいであり、生き様なんだ。

 

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